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突然 空から舞い降りた来訪者に 逃げることすら忘れ傍観する少女は立ち尽くす。
無理はない。今まで 日本という
普通の学園ドラマをしていたはずなのに。
予期せぬ来訪者が 現れたのである。
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「ち、ちょっと なによこれ ロボットッ・・・のライオン？？」
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だが、 この時の少年は 胸を締め付けられるほど
別の強い感情がうずまいていた・・・
「・・・なんだでだろ コイツを見てると・・・」
「ーーーー盾神君！？ち、ちょと 近づいたりなんか したら危ないーーー！！」
「」
「・・・ デッ 本部 報告。 本部 報告」
！？
その時 遥か頭上から 謎の声が・・・そこに 現れていたものはーーー
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異形の姿の 巨大ロボ・・・しかも・・・
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数は一体ではなかった
「デッ 報告。 ガオン発見。 ガオン発見。」
「デッ 命令受信。ガオン コレヨリ捕獲」
「「「捕獲ッ、捕獲ッ」」」
「ちょ、ちょっととと 何あれ？？ ロボライオンの仲間っ！？ロボ
なにが なんで なんだって どうして コレなんなのよーーーっ！？！？」
更に加速する 非日常事態。
今の目に映るものは 彼女の理解を超えていた。
すっかりパニック状態に陥る少女
・・・だが、少年は別の意味で 別の意味で 衝撃を受けていた。
「−−−ガオン？ ガオンだって！？ まさかーーー？？」
その時ーーー！
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ブォン
「！？ 盾神君っ い、いま ロボライオンが 動いたようなーー」
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ズシャ！
「きゃぁーーーっ！？」
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「ガオオオオォォォァーーーッ！！！」
「デッ！？ 緊急報告ッ！ ガオン 今だ健在 ガオーー」
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ガオン 健在。
この映像は彼らにも 動揺をあたえた。
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「あ、あいづ ピンピンしてるどっ？ どうなっでるだ！？ミサイル当たったでないだがっ！？」
「うろたえるでないっ ガラギャ！・・・なるほど、ブーストを身代わりにしおったな あのケモノめ」
「ブーストッ！・・・って なんだ？ 兄者」
「高速飛行を可能にする翼のことじゃ。先の映像では写っておったが、今では欠片も見当たらぬ。
おそらく 我等が攻撃があたる瞬間、即座に切り離したのじゃ。ミサイルの盾にするためにの」
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