同人戦隊 コミレンジャー第22話【後編】
玲子 「・・・荷物は ワタシが代わりに引き取って あげるから
君も安心して眠ってていいわよ タングス君♪」
ザッ！
彼女はそういうと すばやく構える。その軽き口調とは裏腹に
両腕からは 蒼き炎が猛々しく噴き出していた。
和樹 「ふっ…少し予定が狂ってしまったが…まあいい（ニヤリ）」（スチャ！！）
続いて 男も静かに剣を抜く・・・ その剣先は まっすぐに彼女・・・コミパダークに向けられた。
和樹 「…行くぞ！」（バッ！）
ブンッ！
玲子 「きゃっ☆」
和樹 「まだまだ！」ブンッブンッ！
玲子 「おっとっと〜☆」
目にも止まらぬ速さで次々に剣撃を繰りだすタングス天王！
だが コミパダークのフットワークの前には剣は体に掠りすらしない
和樹 「チッ！ 相変わらずの すばやさだな」
玲子 「誉めてくれてどうも☆ じゃあ 今度はコッチの番よっ！」シュッ！
ドガッ！
和樹 「グハッ！」
ドガシャーン！！
苦痛の顔を浮かべながら はるか向うの壁まで吹っ飛んでいくタングス！
･･･だが その敵の姿にダークは釈然としない物を感じた。
玲子 「どしたの？ 相変わらずの君なら 軽く避けると思ったけど？」
和樹 「いつもならな･･･さすがに 三日もろくに寝てなくて･･･」
玲子 「ふ〜ん、 でも手加減はしてあげないわよ☆」
和樹 「･･･フッ それは残念。（ニヤッ）」
玲子 「？その割には全然余裕って感じぃ？ なにを企んでいるのかなぁ タングス君は☆」
和樹 「企み？…それなら既に達成されているぜ」
玲子 「･･･えっ？」
和樹 「わからないのか？ お前は少女郁美を助けるためにココに来た…では 彼女達は誰が助ける？」
玲子 「あっ！」
タングスの謎賭けにより 彼の真の目的を理解したダーク
そう 自分はおびき出されたのだ！
郁美というエサによって、彼女達の戦いに手出しができない所にまで！
和樹 「とはいえ やはり戦況は こちらが不利･･･
勝負はまたの機会にして貰うぞ コミパダーク」
玲子 「逃げる気っ！？ 郁美ちゃんは どうなってもいいの？」
和樹 「フッ…ソイツは貴様にくれてやる。例え潜在的能力が優れていようと
そんな すぐに倒れてしまうような小娘、俺達の組織に必要ないからな。（ニヤリ）
では また会おう！コミパダーク！」
玲子 「コ、コラ 待ちな･･･」
シュヲンッ！！
････････
玲子 「また･･･逃げちゃったか･･･」
郁美 「･･･ ･･･（くぅ〜）」
玲子 「まっ とりあえず彼女のほうが 先決よね」
瑞希 「ハートフル ブラスター セット！！」
ジャキーンッ！
雄蔵 「なにっ！？」
あさひ「こ、これが 本当のとどめです！」
詠美 「くらいなさい！ このワタシの･･･」
由宇 「ウチラの全ての コミックパワーを！」
彩 「標準･･･セット」
瑞希 「ハートフル ブラスター・シュート！！」
ドキューン！！！
雄蔵 「お、おのれええええーーーっ！！！」
バキバキッバキッ！！！
瑞希 「！？術がっ！？」
由宇 「平気やっ！ もう奴は避けられへんっ！！」
雄蔵 「（バッ！）ごおおお！奥義っ！カタログ通光掌ぉぉぉぉぉーーーー！！！」
ヴオンッ！
彩 「！？」
あさひ「まさかっ！？」
雄蔵 「グオォォォォッーーーーー！！」カッ！！
…ドガガァァァーーーーンッ！！
… … …
詠美 「そ、そんな なんで？ なんでよ！？」
由宇 「嘘やっ！ こんなこと、ありえへんっ！！」
彩 「（ふるふる）……現実です」
あさひ「ハ、ハ・ハートフル ブラスターが…」
瑞希 「…はじき…返された？……」
雄蔵 「……」
ズン・・・ズン・・・ズン・・・
雄蔵 「…今のはナカナカであった…だが これで終りだっ！！」
グワッ！！
瑞希 「…（そ、そんな！？必殺武器まで通用しないなんて・・・こ、これから一体どうすれば いいのっ！？）」
雄蔵 「無断・転砕！」
カッ！
由宇 「レッド 避けぃ！！」
瑞希 「！！」
ドガガガガガーーーーン！！！
・・・・・・・・・・
由宇 「…う、嘘や…」
彩 「………直撃です…あれでは…」
･････・・・・
瑞希 「う・・・う〜ん・・・！？」
雄蔵 「むっ？」
あさひ「え？ グ、グリーンさん！？」
詠美 「な、なに ボサッっとしてんのよ アンタ！？」
ポタッポタッ・・・
瑞希 「！グリーン まさか わたしを庇って――」
詠美 「ふ、ふん 大丈夫よ かすり傷なんだから・・・（フラフラフラ）」
あさひ「い、いえその、ものすごい怪我だと・・・」
詠美 「わ、わたしが かすり傷といったら かすり傷なのっ！
こ、こんな おっさんの攻撃なんていくら喰らっても 全然平気・・・ふみゅ〜（フラフラ）」
あさひ「いいけない、回復を――」
雄蔵 「フン・・・おろかな・・・なぜ 刃向かう？」
由宇 「ケッ 今更何言うとんねん？ アンタは悪の手先 そんでいウチラが正義の味方だからやっ」
雄蔵 「正義？そんなもの 貴様のどこにあるというのだ？」
由宇 「なんやてっ！？」
雄蔵 「この世は 勝利こそ正義！ 強者こそ勇者！ 弱者が いくら集おうとも 所詮 弱者は弱者！
力の差が歴然だという事が 貴様等まだ 気付かぬかっ！！」
由宇 「そ、そないなことーーー！」
雄蔵 「互いの弱さを庇いあい、傷口を舐めあうことしか出来ぬ貴様等に・・・正義など名乗る資格は無い！」
由宇 「・・・グッ」
瑞希 「それは違うわっ ラ・オー！！」
雄蔵 「・・・」
瑞希 「確かに 貴方に比べたら私達一人一人は弱い存在よ、でも――」
雄蔵 「フンッ・・・力を合わせたら 勝てるとでも言うつもりか？
うつけがっ！！ この期に及んでも まだ気付かぬとはっ！！」
ゴオオオオオーーー！！
瑞希 「気付いてないのは・・・貴方のほうよっ！！」
ダッ！
由宇 「なっ！？真正面からやてっ？」
瑞希 「必殺！ 幻光破斬！！」
グォン！！・・・
由宇 「あかん！あれでは さっきの二の舞やっ！」
雄蔵 「愚かな・・・劇牙っ！！」
ガシッ！！
瑞希 「・・・ ・・・」
雄蔵 「･･･ウ、ウガアアアアアァーーッ！！」
だが その瞬間 悲鳴を あげたのはラ・オーのほうであった！
右腕を抑え うずくまるラ・オーには 初めてみせる苦悶の表情がっ！
詠美 「ふ、ふみゅ！？ どうなってんのよ？」
あさひ「レ、レッドさんの攻撃が決まったのです グリーンさん！」
詠美 「そんなのは見ればわかるわよ！私は どうして レッドの攻撃なんかが
効いているのかを聞いているのっ！」
あさひ「す、すみませんっ！（汗） え、えっと それはですね・・・」
由宇 「そうかっ！！ ハートフル ブラスターやっ！」
彩 「・・・（コクッ）」
詠美 「ふみゅ？ なにいってのよっ！ あれは さっきはじき返されたじゃないっ！」
瑞希 「だけど 無傷ではなかった。 あの攻撃を受けた時 彼の右腕もまた死んでいたのよ。
・・・もっとも あなた自身も気付いていなかったようね 闘神のラ・オー！！」
雄蔵 「き、貴様は・・なぜ気付いたっ！？ 」
瑞希 「それは・・・グリーンが立ってるからよ♪」
詠美 「ふみゅ？」
あさひ「！？は、はいそうですねっ！ グリーンさんが あれだけ攻撃を受けても
倒れていないというのは どう考えても おかしいですっ！」
詠美 「ちょっと ちょっと ちょっと！ それってどういう意味よ！」
あさひ「え？ あ、 あの・・・（汗汗）」
由宇 「つまりや、グリーン 。あんさんが身を呈して攻撃を受けてくれたから
オッチャンの攻撃力が弱まっていることがわかった ちうこっちゃ♪」
詠美 「え、えっと？ つまり この私のおかげで オッチャンが 弱くなったってこと？」
あさひ「そ、そういうこと・・・かな？（汗）」
詠美 「・・・そ、 そうでしょ そうでしょ そうでしょ〜♪
やっぱり この私は クィーンなんだもの これぐらい当然よ〜♪」
彩 「・・・単純・・・」
詠美 「なんか言った？」
彩 「（ふるふる）」
雄蔵 「・・・ ・・・」
由宇 「さて 種明かしが終わった所で死闘再開や！ 覚悟しいや オッチャン！」
ザザッ！
雄蔵 「フン･･･我が片腕を封じたぐらいで・・・俺に勝てると思うたかっ！！」
ゴオオオーーッ！
【同時刻 別の場所】
･･････････
郁美 「う、う〜ん…（パチッ）」
玲子 「あ、ゴメン郁美ちゃん 起こしちゃったちゃったみたいね」
郁美 「！？あなたは 『蒼き――」
玲子 「ノンノン♪ 今のわたしは謎の美少女戦士 コミパダーク☆
もうすぐ瑞希ちゃんや千紗ちゃん達の秘密基地に着くから、も少し我慢していてね♪」
郁美 「は、はあ・・・」
意識を取り戻した郁美は 改めて周囲の状況を確認した。
どうやら 自分は飛行機のコックピットの後ろに乗っているようだ・・・
郁美 「あ、そういえば皆さん・・・千紗ちゃんや 瑞希さんは？」
玲子 「え、えっとね（汗）・・・にゃはは☆ 皆は急用ができちゃってー」
郁美 「！？まさか！？」
玲子 「・・・ ・・・」
ダークは何も答えない。だが その態度は 郁美の考えの肯定を示していた・・・
郁美 「お願いです！私を そこに連れて行ってください！私なら兄・・・ラ・オーの暴走も止められるはずです！」
玲子 「・・・う〜ん それは無理（＾ ＾；） 君をラ・オーの所に 連れていくことは出来ないの」
郁美 「で、でも 私を助けるために 皆さんが危険な目にあうなんて・・・
お願いします！ 私のことでしたら 心配はーー」
玲子 「あっ、君は二つ勘違いをしているよ？」
郁美 「えっ？」
玲子 「まず 一つ目。実は私 皆がドコにいるかわからないの。だから 連れて行くのは無理☆」
郁美 「あっ・・・そうなのですか？（・ ・；）」
玲子 「そして もう一つ、ラ・オーの力を止められるのは君だけじゃない。」
郁美 「え？」
玲子 「ニャハハ♪ も少し信じてみてくれないかな？彼女達のコミックパワーを・・・」
ガキッ！ ズガガッ！
雄蔵 「ムンッ！」
ズガガッ！バキッ！
瑞希 「クッ！ま・・・ まだまだ〜！」
ザッ！
由宇 「くらえっ！ 六甲落としッ！」（ブウォン）
雄蔵 「フンッ！！！」
バシッ！！
由宇 「ちぃ！」
雄蔵 「同じ技は効かぬと・・・」
彩 「シャドウ ストライク！！」
バキッ！！
雄蔵 「ウガアアァーーーッ！！」
彩 「右腕には・・・効いたようですね」
雄蔵 「き きさまぁああああ！！」
バキッ！！
彩 「 キャッ！」
ズザザザーー！！
瑞希 「ブラック！？」
あさひ「だ 大丈夫ですっ！ こちらは私にまかせてくださいっ！」
雄蔵 「おのれぇっ いい加減にーーー」
詠美 「スケブーメラン！」
瑞希 「ウィンディー スマッシュ！！」
雄蔵 「ヌオオオオオーーー！！！」
ドカ バシーンッ！！
詠美 「ム、ムカーッ！ レッドの攻撃はともかく 私の攻撃を弾きかえすなんて ちょおーー」
雄蔵 「常連脚っ！！」（ヴォンッ！）
ドガッ！！
詠美 「ふみゅーーーん！？・・・・」（ドサッ！）
由宇 「！？グリーン 生きとんか！？」
詠美 「ふみゅみゅ〜 だいじょうぶみゅう〜（＠。＠）／」
雄蔵 「！？何故 立ち上がる！？・・・き、貴様等ぁぁっ！！」
グオンッ！
瑞希 「ミズキャーステッキ 剣モード！」（ブヲンッ）
雄蔵 「劇牙ァァァッ！」
ガキッ！
瑞希 「右腕で受けた！？痛めているハズの！？」
雄蔵 「ゴオガァァァーーー！！！」
瑞希 「きゃあっ！」
ズジャアッ！！
瑞希 「（ハァハァ）・・・グッ！ほ、骨にひびが？・・・まだ 彼の力は・・・」
雄蔵 「貴様等、貴様等・・・貴様等ぁぁぁぁ！！（ゴゴゴ・・・・）」
瑞希 「・・・（闘神のラ・オー・・・やっぱり強い。 このままでは やはり私達は・・・」
雄蔵 「いい加減に･･･消え失せろぉーっ！（バッ！）」
一同 「「「「しまっ―――！」」」」
雄蔵 「奥義っ！ 巨弾震連砕ぃぃぃっ！！」（カッ！）
ズドドドドーーーーンッ！！！！！
一同「「「きゃあああああーーーーっ！！」」」
・・・・・・・・・・
雄蔵 「（ハァ、ハァ）て、手間を取らせおって・・・・。 だが 今度こそ・・・ムッ！？」
瑞希「（ヨロヨロ・・・）みんな・・・無事・・・？」
由宇「ウ、ウチはまだまだいけるでぇ・・・（ヨロヨロ）」
詠美 「ふ、ふみゅみゅ・・・（ヨロ・・・）」
あさひ「・・・う・・・うう・・・」
彩 「・・・う・・・ぐ・・・」
雄蔵 「・・・ば、馬鹿な・・・・」
瑞希 「ハァハァ・・・ （駄目 やはりこのままの攻撃では やはり勝てない・・・ だけど 一体どうすれば？
ハートフルブラスターは もう使えない。でも 並の攻撃では弾かれて・・・弾かれるっ？） そうだわっ！」
由宇 「？ どないしたっ！？レッド」
瑞希 「イエローッ！ 聞いて！ 作戦があるのっ！」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
由宇 「・・・ホンマに できるんかっ！？そないなこと やった事あらへんのやでっ？」
瑞希 「わからない・・・でも 今はその方法しかないっ！」
雄蔵 「・・・何故だ・・・貴様等にそこまでの 防御力は なかったはず・・・
なのに何故 起き上がるっ！！ 脆弱な体しか持たぬ貴様等が・・・何故 屈せぬのだっ？！」
詠美 「アンタ バカじゃない？ さっき言ったじゃないっ それは わたし達がーーー」
雄蔵 「言うなぁっ！！」
ドゴッ！
詠美 「ふみゅ〜〜！」（ドサッ）
雄蔵 「認めぬ！貴様等の正義など！弱者を庇う正義など 所詮、弱者の戯言に過ぎぬっ！！
貴様等が何度も 起きあがるのならば・・・何度も 叩き潰すまでっ！」
グヲン！
瑞希 「行くわよ イエロー！」ダッ！
由宇 「任せとき！」ダッ！
雄蔵 「むっ！？」
合図と同時に レッドとイエローは ラ・オーの両側に回りこむ！
由宇 「くらえっ これがウチの最後の必殺技！」
雄蔵 「挟み撃ちか・・・甘いーー」
あさひ「チャーミング ボイスッ」
パァァ！
雄蔵 「グォ！？か、体が！？」
あさひ「あ、あたしだって・・・貴方を止めることぐらい！」
雄蔵 「な、なめるなぁっ！！」グォ・・・！
あさひ「キャ・・・」
由宇 「全力 猛虎応炎弾ーっ！！」」カッ！！
雄蔵 「！？しまった！？」
ピンクに気をとられた ラ･オーに向かいイエローの猛虎応炎弾が！
雄蔵 「ムッ！？」
だが イエローの攻撃は ラ・オーの はるか頭上を通り過ぎていった・・・
あさひ「あ、あの？ は、はずれ！？」
雄蔵 「・・・フン！ どこを狙って・・・」
由宇 「いまやっ！ レッド！」
雄蔵 「なにっ！？」
瑞希 「ミズキャー ステッキ！ ラケットモードッ！！」
カッ！
イエローの声により 応炎弾の行く先をみるラ・オー。その先には ラケットを構えた レッドの姿が！
雄蔵 「！？まさかっ 貴様等の狙いは！？」
由宇 「いけぇ！ これがウチラの合体技ッ！！」
瑞希 「ファイアリィィッ スマァァァァシュッ！！」ビガッ！！
ドギュウウーーーンッ！！！！
雄蔵 「な、なんだと！？」
レッドのウィンディ スマッシュにイエローの猛虎応炎弾！
二人の萌える思いは 今一つの巨大な力になり・・・灼熱の鳳凰の姿となってラ・オーに迫る！！
瑞希 「いけぇえええええーーーっ！！！」
雄蔵 「この程度の攻撃など・・・劇牙ァァーーーッ！」ゴワッ！
ガシーーーンッ！！
瑞希 「そ、そんな！？」
雄蔵 「・・・フンッ！どうだっ！例えどのような小細工をしようとも 所詮 貴様等の力など――」
ピシッ！
雄蔵 「！？なっ！？」
ビシビシッ！
雄蔵 「・・・ば、馬鹿なっ！？拳が・・・俺の鋼の拳が砕けていくっ！？
・・・まさかっ！？ まさか これが奴の言うコミックパワーの・・・ぐ、ぐ、ぐあああああぁぁぁっーーっ！！」
カッ！！
ドゴオオオオーーーンッ！！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
由宇 「（ハァハァ） やったんかっ！？」
雄蔵 「・・・ ・・・」（グラッ・・・）
ズズーーーーーンッ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
瑞希 「（ハァ、ハァ、）・・・・・・み、見たいね」（ドサッ）
由宇 「（ドサッ）た・・・助かったわ・・・さすがにウチも・・・動け・・へん・・・（ハァハァッ）」
詠美 「ふ・・・ふみゅ〜 ピンクゥ〜（ハァハァ） さっさと私を回復しなさいよぉ・・・」
あさひ「（ハァハァ）す、すみません・・・私も・・・力が・・・」
彩 「・・・（ハァハァ）・・・」
？？ 「やれやれ まさかラ・オーが敗れているとはな・・・ 全く予想外のことばかりおこるものだな」
一同 「「「「！？」」」」」
瑞希 「ア、アンタは・・・！？」
和樹 「・・・（ニヤッ）」
【エピローグに続く】
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