第2０話「緊急事態！ ソクバイカイザー 使用不能！？」
時は 二十世紀初頭 地球は・・・・狙われていた・・
戦闘員「ウィッーーーーー！！」
ドドドドッ
怪人 「レンカ―ッ！！」（←怪人の泣き声）
ドカッ！バキバキッ！ガッシャーン！
一般人「「キャアァァッ〜！！」」
一般人2「「た、助けてくれ〜っ！！」」
破壊される建物、逃げ惑う人々、そして それを見て微笑む 三つの影・・・
美穂「フフフ・・もっとよ もっと暴れなさい 我が怪人達よ・・
この地は全て カリスマン様の物。
邪魔なものは 全て消し去ってしまうがいいわ！！」
まゆ「キャア〜ッ♪ 決まってんわよ ミーホ♪」
夕香「本物の 悪人みたいですねぇ〜」
美穂「・・・もおっ！ 二人とも茶化さないでよお〜
せっかくビシッっと決めていたのにぃ〜」
まゆ「キャハ メンゴ メンゴ♪」
『ハラジロ シスターズ』
世界制服の名のもとに 破壊の限りを尽くす悪の秘密結社！
・・・しかし そんな悪から地球を守る正義の戦士達がいた！
？？？「そこまでよ 『ハラジロシスターズ』！！」
コスプレ三人娘「？誰ッ！？」
辺りを見回す三人・・声の主は当然・・
瑞希 「コミパレッド！」（バンッ）
彩 「・・コミパブラック」（バンッ！）
詠美 「コミパグリーン！」（バンッ！）
由宇 「コミパイエロー！！」（バンッ！）
あさひ「コ・・コミパピンク♪」（バンッ！）
そう！彼女達こそ コミックパワーで平和を守る 正義のヒロイン其の名も
一同「「「「「同人戦隊 コミレンジャー！！」」」」」
ババーン！！
美穂「や〜っぱり 現れたわねっ！ いつもいつも私達の邪魔をして！
今回こそ目にもの見せてくれるわ！」
詠美「ふん。またコテンパンのケチョンケチョンにしてあげるわ、三人娘！」
まゆ 「ブ〜ゥッ そんな名前で呼ばないでよ。ボクタチにはチャンと
『クリスタル グリッターズ』ってチーム名があるんだから〜」
詠美 「ク・・クリスマス靴下ズ？」
夕香 「違いますよ〜 私達は〜・・・」
由宇 「あかん あかん 無駄やで あんたら。
このアホは頭がピーマンやから
三文字を超える名前は覚えれへんのや」
詠美 「ふみゅ！ ア、アホと言ったわね パンダイエロー！
イエローのくせにっ イエローのくせにぃぃぃ！！！」
由宇 「なんやっ やる気か？ピーマングリーン♪」
詠美 「ふみゅふみゅうううう！！」
瑞希 「もおっ その辺にしなさい 二人とも！」
彩 「（コクッコクッ）」
あさひ「あ、あの・・・わたし今日・・・アフレコが・・・だから
その・・・は・早く・・」
瑞希 「えっ？そうだったの？ピンク 」
由宇 「そら一大事や。だったらパパッっと片付けなあかんな。
レッドも今日はデートやと言うてたし・・・」
彩 「！？」
瑞希 「イエロー！（汗） それは内緒にって・・・」
詠美 「デ・デ・デートッ〜！？ ちょっと レッド！！
また私のシタボクを アチコチ連れまわそうって言うの？！」
瑞希 「そ、そんなつもりじゃ。だいたいデートといっても
レポートを写させたお返しに 映画に連れてってもらうだけで・・・」
由宇 「ほおほお♪ 映画ねぇ・・・それだけで終わりなんか？」
あさひ「そ、そんな・・・あの・・・まさか・・・」
彩 「・・・不潔」
瑞希 「（赤面！）み・・・皆なに考えてるのよっ！
あたしと和樹が、そ・そんなことに・・・なるわけが・・
（ゴニョゴニョ）」
・・・・・・・・・・・・・・・
まゆ 「あのぅ〜、もしも〜し？」
夕香 「私達を忘れてませんかぁ〜？」
一同 「「「「「・・・・・・あっ・・・」」」」」
唖然とするコミレンジャー達・・どうやら本当に忘れていたようだ（汗）
美穂「よ、よくも私達を 無視してくれたわねコミレンジャー！
出でよ！ 戦闘員 『オ・ターク』！ コア オ・ターク『レンカバーン』！！」
戦闘員「「「「「ウィ〜ッ！」」」」」
怪人「レンカ〜〜ッ！！」
ミーホの号令で 怪人達は戦闘態勢をとった。じわじわと包囲網を狭める怪人達！
美穂「さあっ 今日こそ奴等を血祭りにあげてやれっ！！」
戦闘員「ウィ〜ッ！」ドドドッ！
怪人 「レンカ〜〜ッ！！」
そして一斉に襲い掛かる怪人達！
こうしてコミレンジャーと怪人達との死闘が・・・
一同「「「「「ハートフル・ブラスター シュ〜ト！！」」」」」（ドキュッ〜ン！！）
戦闘員「ウィ？！」
怪人 「レン？！」
ドッカーーーーンッ！！！！
・・・・・・・・・・もう終わり？（笑）
・・・・・・・・・・・・・・・・
まゆ 「あ〜あ やっぱり ダメダメなのね〜」
夕香 「まっ いつもの通りですね〜」
美穂 「な、なにいきなり 必殺技を使ってんのよコミレンジャ〜？（涙）」
由宇 「聞いて無かったんかい？今回は早よカタをつけると言うてたやろが」
あさひ「そ・そういうわけで、ご、ごめんなさい・・・クリスタルの皆さん
そ・・・それじゃあ・・・」
と 挨拶も終わり 早々に帰り支度を始めるコミレンジャー達・・・
美穂 「って コラコラ チョット待ちなさいよ！
これで終わりにだなんて 絶対にさせないんだからぁ！」
まゆ 「そうだよ ボクタチ出番が少ないし。」
夕香 「これで終わったら 次の出番は何時来るか わかりませんから〜」
・・・彼女達も色々大変なようである（笑）
美穂 「というわけで・・・出でよ！ゴッザール ナンダーナ！！
早く 怪人をディープ化（巨大化）させるのよ！」
オタク縦「了解でござる」
オタク横「ま、任せるんだな。・・・それにしても
こういう仕事は 久しぶりなんだな」
オタク縦「そういえば そうでござるな。最近は
カリスマン様やタングス天王様の雑用を聞くばかりで・・・」
美穂 「無駄口を叩かずに さっさとやれぇぇっ！！」
ドカドカッ！ バキッ
オタク縦「ひぃぃぃ！ 暴力反対でござるよぉ〜」
夕香「あら〜 荒れてますねぇ〜 ミーホ」
まゆ「最近 あいつ等のほうが出番多いからね・・無理もないかも（汗）」
オタクズ「「ムゥ〜 ヌリャッ！ 桃色毒電波ぁ〜♪」」
ムオンムオンムオン・・・
例によって 復活して巨大化していく 怪人「レンカバーン」！
しかし コミレンジャー達にあせった様子はない
なぜなら彼女達には 巨大ロボ『ソクバイカイザー』が ついているのだから！！
由宇「はぁ〜 こりもせんと まだやる気かいな」
瑞希「それじゃあ コッチも呼ぶわよ。（ビシッ！）ソクバイカイザー発進ッ！」
通信機に向かって高々と叫ぶコミパレッド、コノ声を合図として
数分もたたないうちに 我等のソクバイカイザーが！
・・・・・・・・・・・・・ソクバイカイザーが・・
・・・・・・・・・・・・あれ？（汗）
詠美「・・・ったく 遅いわね 何時までクィーンを待たせる気なのよ
ソクバイカイザー！！」
彩 「・・・（こくっ）」
瑞希「こんなこともあるわよ もう少し待ってみましょう」
・・・・・・さらに数分後・・・ソクバイカイザーはまだ来ない
瑞希「どうして？ わたしは ちゃんと呼んだわよ？ 」
由宇「どらどら？（瑞希通信機を見る）
通信機の故障じゃ・・・無いみたいやな」
彩 「・・・妨害電波？」
詠美「そうよそうよ！ このグリーンちゃん様の ちょお天才的推理によると
三人娘たちが 妨害電波かなにかで私達を閉じ込めたんじゃ・・・」
三人娘「「「？？？」」」
あさひ「ち・・違うみたい・・ですね」
瑞希 「だとすると・・・まさか秘密基地でトラブルが？！」
まゆ 「う〜ん、ど〜なってるのか 解らないけど」
夕香 「チャンス到来みたいですね〜」
美穂 「よ〜しっ 行けっ！ レンカバーン！やつらを踏み潰せ！！」
怪人 「レンカーッ！！！」（グワッ！）
瑞希 「どうしてなのかは わからないけれど・・・」
由宇 「これは 大ピンチってやつ かいな？」
彩 「（こくこくっ）」
詠美 「・・・って のんびり話してる場合じゃないわよ！！」
あさひ「あ・あああの・・・か・怪人さんの攻撃が・・・」
ドドーンッ！！
一同 「「「「「きゃああっ〜〜！！」」」」」
せまりくる 敵の巨大レンカバーン！！
一体ソクバイカイザーに何がおこったのか？
さあ どうする どうなるコミレンジャー！？