「IKKATU」極秘資料    作デロンさん


〜はじめに〜

伝説の特殊任務遂行チーム「IKKATU」。
本編ではあまり語られること無く、しかも最初は敵として登場するなど、活躍の場がほとんどないです。
いや、その存在の性質上、仕方ないんですけどね。
そんなこともあり、不詳私が(勝手に)作ってしまったのが、この外伝だったりします。
なので、設定もかなり自由に作らせてもらいました。
一応本編と繋がるようにはしている(ハズ)なので、
本編を読む際にも参考になればな〜なんて思います。

というわけで、これを読めばIKKATUの全てがわかる!
・・・いや、そうとは言い切れないか?
まあ、何か少しでも「そうだったのかぁ」などと思っていただければ嬉しいかも。

あ、どのあたりが「極秘」なのかは秘密です(笑)





・IKKATUの発足
伝説と謳われる戦士、コミパゼットこと澤田真紀子。
彼女の力によって数多くの暗黒サークルを葬ることができた。
そして 彼女はそれに満足することなく、いずれ現れるであろう新たな敵に対抗すべく、
「コミックZ計画」を発案する。
しかし、組織の核となる戦隊員を探しはするものの、
コミパゼットであった自分に匹敵する人材が、そう簡単に見つかるはずも無かった。
それでも苦労の末、何とか芳賀玲子、星野美穂、夢路まゆ、月白夕香の4人に
秘められた力を見出す。
だがその力が開花するのをただ待つわけには行かない。
そこで、後輩であり同志である牧村南の持つ科学力を用い、4人の力の開花を導き、
同時に第一線で戦えるだけの戦力を与えるべく、数々のアイテムを作り出した。

・・・こうして 特殊工作チーム「IKKATU」は発足されたのである




○南さん特製アイテムについて

 その名のとおり、南博士によってIKKATUのメンバーそれぞれの為に作られた特製アイテム。
 使用するエネルギーは当然コミックパワーだが、どんなコミックパワーでも良いわけではない。
 例えば、陰陽でいうなら陽、正邪でいうなら正のパワーでなければならない。
 これはアイテムの能力の強さゆえに、悪用される可能性を考慮した結果である。

 
 アイテムの役割として一つに
 IKKATUのメンバーの未熟なコミックパワーをサポートする意味合いがある。
 表向きはこの役割がメインである。
 そしてもう一つの役割として、彼女らのコミックパワーの覚醒を導くというものがある。
 アイテムによってコミックパワーを引き出し、具現化する行為を繰り返すことで、
 彼女ら自身の中でコミックパワーの増幅、具現化ができるようになる、というものである。
 つまり、アイテムを使うことなく変身、攻撃、防御等ができるのだ



IKKATUメンバーデータ

○玲子について
 IKKATUの中でも突出した素質・能力を持つチームのリーダー。
 あらゆる能力に長け、その気になれば単体での任務遂行も可能である。
 外伝ではコミックパワー覚醒をしたばかりのため、まだ「コミパダーク」としての力はない。
 
 チームとしての彼女の役割は、変装と近接戦闘。
 変装はアイテムを使用するが、格闘能力は自前のコミックパワーによるところが大きい。
 壁を駆け上がったりドアをぶち抜くほどのパワーを持つのはそのためである。
 つまりこの時点で既にコミックパワーの覚醒の予兆を見せていたと言えよう。
 ちなみに彼女のアイテムである「変装装置」は、のちにコミレンジャーの変身に応用される。

 第6章で見せた覚醒によって、「コミパダーク」への第一歩を踏み出すことになる。
 格闘能力が飛躍的にアップし、アイテムを使用することなく「蒼きガッシュ」の姿へと変化する。
 コミレンジャーのような戦闘服にならないのは、日頃からアイテムによって変装していたため、
 自分のイメージした姿に変身することに慣れていたから。
 もともと図抜けた素質を持っていただけあり、覚醒後はまさに無敵。
 今は単に強力なパワーに任せて戦っているに過ぎないが、
 さらなる修練によって数々の必殺技を編み出し、
 のちに「コミパダーク」としてハラジロシスターズ幹部たちと互角の戦いを見せることになる。


○美穂について
 IKKATUにおける彼女の役割は、遠距離における射撃及び援護。
 3人娘の中ではリーダーのような位置付で、困ったときは場を引っ張ってもらっている。

 彼女の持つアイテムである特製銃は、コミックパワーを実弾化して打ち出すというもの。
 よって弾切れするときは、コミックパワーが尽きるとき。
 弾の威力も変化が可能で、対人戦では相手を気絶させる程度に抑えたり、 
 壁などを破壊できるほど威力を高めることができる。
 もちろん威力に比例して消費するコミックパワーも大きくなるが。

 将来的にこの銃を作ったことが、コミレンジャーの必殺武器である「ハートフル ブラスター」の
 開発へと繋がっていくのである。

 

○まゆについて
 IKKATUにおける彼女の役割は、主にシールドによる防御。
 メンバーの中で最も発言が少ないと思われる。

 彼女のアイテムはシールド発生装置。
 某ATフィールドは関係がないとは言い切れないが、発想は別のところにある。
 当然コミックパワーを消費してシールドを作り出し、
 物理攻撃ならばほとんどのものを防ぐことができる。
 シールドの大きさも、「盾」くらいの大きさから「ドーム状」の大きさまで変化可能。
 やはり消費するコミックパワーもそれに比例する。

 このシールド発生装置が、のちのコミパブラックのブロックに引き継がれる。



○夕香について
 IKKATUにおける彼女の役割は、情報関連等、戦闘以外の多岐にわたる。
 一番の良識人として正論を述べるが、そこはIKKATU、ずれた発言もある。

 彼女のアイテムであるノートパソコンは、一見すると単なるパソコンに過ぎない。
 しかしその性能は、頭に「スーパー」が付いてもおかしくはないほどである。
 このパソコンを使うことで、情報の収集、操作、発信、また通信も可能で、電子的なものならば
 あらゆる分野で活躍できる。

 このパソコンの能力の一部が、コミパピンクの眼鏡型スキャニングシステムにも
 応用されることになる。

 ちなみに鍵開けだが、電子ロックならばパソコンを用いることで簡単に外すことができ、
 通常の鍵ならばキーピック等で外すことができる。
 潜入任務には必須の能力なので。




・IKKATUの消滅、そして・・・
IKKATUの4人は期待に応えるかのように活躍を見せる。
特に芳賀玲子は真の力に目覚め、真紀子と南の考えが正しかったことを証明する。
しかし喜びもつかの間。
徐々に活動を始めたカリスマンにより、IKKATUは崩壊、吸収されてしまう。
難を逃れた玲子もまた姿をくらましてしまった。
窮地に追いやられたコミックZ、そして澤田真紀子。
そんな時、彼女の前に素晴らしい力を秘めた5人が現れた。
高瀬瑞希、猪名川由宇、大庭詠美、長谷部彩、桜井あさひ。
真紀子は彼女らに、IKKATUの活躍に貢献したアイテムの改良型を与え、
コミックZの新たな戦隊として戦いの場へ送り込んだ。
―――同人戦隊コミレンジャーの誕生である。




〜あとがき〜ゴンジー
様 いかがでしょうか?
もし わからない所や 質問などがございましたら
掲示板にて連絡をしてみてくださいませ。(ペコリ)
そして デロンさん。本資料 及び 「コミレンジャー外伝」を執筆していただき
厚く御礼を申し上げます。(感謝)
・・・また本編SS作成も お願い致しますね♪(お約束爆)

それでは

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