第３３話「宿命の対決！レッドＶＳタングス天王」

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悪の帝王カリスマンの野望を阻止すべく、

遂に敵の本拠地「シメキリ・オトス城」への進入に成功したコミレンジャー！しかし・・

瑞希「あれ？ここは・・・？」

由宇「なんや　まるでコロシアム（格闘場）みたいやな」

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？？「遂にここまで来たか、コミレンジャー・・・」

詠美「あ〜！あんたは！！あんたは・・え〜とっ・・」

あさひ「ハ　『ハラジロ　シスターズ』将軍・・タングス天王！！」

詠美「そうそう♪　そのタンス天皇！」

由宇「違うやろっ！」（スパーンッ）

和樹「この先を通りたければ、俺を倒してもらおうか・・・」

スチャッ！（←剣を抜く音）

由宇「・・・どうやら今回は　いきなり本気（マジ）モードみたいやな・・・」

瑞希「（和樹・・・）みんな・・・ここは私に任せてくれない？」

詠美「何いってんのよ！
　　　こんな奴みんなでコテンパンのケチョンケチョンに・・ムグッ」（口を塞がれる）

由宇「わかった、うちらは　先に行っとるで」

彩　「・・・・（コクッ）」

あさひ「あ・・・あの・・頑張って・・・ください」

瑞希「ありがとう（ニコッ）」

和樹「なにをしている？・・来ないのならば、こちらから・・・」

ガキーンッ！！

和樹「なにっ！？」

瑞希「あんたの相手は・・・あたし一人で十分よ！！」

和樹「・・・・面白い、手加減はしないぞ！！コミパレッド！」

カキン！バシッ！！ギュキーンッ！！ガガガッ！！・・・

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・

和樹「どうしたレッド・・お前の力はその程度か？」

瑞希「（ハァハァ・・）ま、まだまだ・・・」

和樹「ならば　そろそろ本気で行くぞ・・変身！修羅場モード！（ピカッ！！）」

瑞希「な！？　」

和樹「くらえ！オフセット印殺・投光！！」グオオオッ！！

瑞希「きゃあああぁっ〜〜！！！」

ドゴ〜〜ンッ！！

・・・・・・・・・・

瑞希「う・・・ううっ（つ、強すぎる・・・やっぱり、わたしの力では・・）」

和樹「・・・・なにをしている・・・立て！立つんだっ瑞希！！」

瑞希「・・・えっ！？」

和樹「ここで倒れたら、大志の野望は誰がくい止める！！

お前を信じて待っている仲間達を裏切る気なのか？」

瑞希「・・・・そ、そうよ私には　果たすべき使命がある・

・・待っててくれる　仲間が居る！（ヨロッ・・・）」

和樹「そうだよ・・・お前はこんな事ぐらいでへこたれる女じゃなかったよな・・

　　　俺なんかで苦戦しているようじゃ、あの野郎に勝つことは・・・・」

瑞希「和樹・・・あんた　ひょっとして？・・・」

和樹「・・・次の攻撃・・防げるものなら、防いでみろ。そして・・・この俺を倒すんだ！！」

瑞希「そ、そんな・・いや・・」

和樹「いくぞ！！ダイゾーフルカラー印殺・投光！！」

　　　ギュオオオオオオ〜〜ンッ！！！！

瑞希「やめてぇ〜〜！！」カッ！！

　　ヴァシ〜〜ンッ！！

和樹「な、なんだとぉぉぉっ〜〜！！！」

　　グドゴォォォォ〜〜ンッ！！

和樹「グッ・・・ま、まさか俺の攻撃を弾き返すとは・・・　そ、それにその姿は・・・・」

瑞希「なんなの？・・力が溢れてくる・・・ひょっとして　これが牧村教授の言っていた・・」

和樹「そうか・・・それが例のパワーＵＰバージョンってやつか・・・
　　　これで・・・・俺の役目も・・・。」

ドサッ…

瑞希「！？和樹っ！！」ダダッ！

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瑞希「コラ・・いつまで寝ているつもりなのよ？　・・・早く目を覚ましなさいよ・・

和樹・・・・和樹ッ〜！！」

和樹「・・・・相変わらずだな・・瑞希は・・・もう少し・・静かに起こしてしてくれよ・・・」

瑞希「和樹っ♪」

和樹「すまなかったな・・・こんなことに巻きこんじちまって・・・・

　　　俺の力では・・・仲間のフリをして、内部撹乱させるのが精一杯で・・・・」

瑞希「バカッ！なぜ一言・・・」

和樹「敵を欺くには　まず味方・・・だろ？・・本当に・・・ゴメン・・・」

瑞希「・・・ううん、あたしこそ、ずっと誤解していて・・・あ、あたし・・・」

詠美「ムキーッ！　なに　やっているのよ　あんた達！！」

瑞希「え？　グリーン！？・・みんなも　どうして？」

由宇「心配になって戻ってきたんやけど・・・オジャマやったみたいやな♪」

彩　「・・・・・・」

あさひ「あ・・あの・・・そういうことは・・・戦いが終わってからのほうが・・・」

瑞希「（ポッ！）ち、ちょっと！　みんな、なに勘違いしているのよ！！

こ、これはその、そ、そういう意味じゃ・・（汗）」

和樹「（ふっ）・・そうだな、こんな所で　ぐずぐずしている場合じゃないよな？」

瑞希「和樹・・・」

和樹「俺のことは心配するな・・早く　あいつの野望を・・・」

瑞希「・・・うん、わかった。それじゃ　また後で・・・・」

ダダダッ・・・

・・・・・・・・・・・

和樹「・・・負けるなよ・・・瑞希・・・・（ガクッ）」

ついに強敵「タングス天王」との戦いに決着をつけたコミレンジャー

さあ行け！進め！！コミレンジャー！！希望の勝利は目の前だっ！！！

―第３３話　完　―

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―旧　あとがき―

こんばんは　ゴンジーと申します。

というわけで　これが自分が始めて書いたコミレンジャーだったりします。

…始めてで、いきなりクライマックス直前を書いていますね（笑）

実はコミレンジャーＳＳ　これだけで終わる予定だったですが・・・・

好評だったために　続きを書かせて頂くことになってしまいました。

（まるで　読み切りから　連載に決まった漫画家の心境でした（爆））

・・・応援してくださった皆様　誠にありがとうございます♪

あと、パワーＵＰバージョンについてですが・・・あまり深く考えないでください

（結局　あとの話では使えませんでしたもので・・(滝汗)）

楽しんで頂くと幸いです　それでは