「同人戦隊 コミレンジャー第24話：
萌える大捜査線！？秋葉原を調査せよっ（番外編1）」
～ 由宇 あさひ編 ～
ここは 萌都市秋葉原
コミパイエローと コア・オ・ターク 「リニュアルバーン」との
壮絶な ガチバトルが繰り広げていた
由宇「うおおおおーーー！」
怪人「サァイーーー！」
バキ！ガキ！ ガーン！
イエローの 怒涛のコミハリセン連続攻撃！
だが 怪人は 手にした鉄球で ソレをいなす。
決定的ダメージを 与えられないまま 時間は過ぎていく・・・
由宇「（ハァ、ハァ）、この、くそったれ、が・・・」
怪人「・・・サイィィィ～（ニヤリ）」
夕香「あら～ どうしましたか？ もうスタミナ切れですか～」
由宇「・・・うっさい、 まだまだ、や・・・（ハァハァ）」
ことばと 裏腹に 彼女の体は 片ひざを突いた。
敵の挑発にのり、怒りに身を任せての攻撃は
いつも以上に体力を消耗させていた。
オタク縦「グフフフ 強がっても体は正直でござるな。」
夕香「あら～ なんか いやらしいですね～その言い方♪」
由宇「ぐ、こんな やつらに・・・」
怪人「サイイ！」
ドガッ！！
由宇「がっ！？（ドサッ）」
あさひ「イエローさん！？ ヒ、ヒーリングボイ・・・」
夕香「リニュアルバーーン！」
怪人「サイッ！」
ドッガガーン！
あさひ「きゃぅっ！？」
一瞬のスキをつかれ 攻撃をモロにうけてしまった イエロー
しかも ピンクは 『テレカ爆弾』攻撃に はばまれ 近づけない。
夕香「フフフ～折角のチャンスなのです。 回復なんてぇ させませぇん～♪」
あさひ「あ、あうぅ ど、どうすれば・・・（オロオロ）」
ピンクの『ヒーリングボイス』は 歌声にのせてコミックパワーを相手に送り、
回復力を高める技である、しかし 遠くの声が小さく聞こえるのと同じように
離れていては その効果は弱まってしまうのだ。
由宇「（ハァ、ハァ） ピ、ピンク・・・」
あさひ「え？はい？」
由宇「・・・ヒーリングボイスは ええ。 アレや アノ歌を歌うんや」
あさひ「ほぇ？でも 今の状況だとーー」
由宇「だいじょうぶやっ！ウチを信じや！」
あさひ「は、はい！ーー」
コミレングリップをマイク変わりに 片手に持ち
敵の攻撃の届かない 場所まで離れる
オタク縦「グフフ、そんなに逃げては 彼女を助けることはできないで・・・ゴザ？」
夕香「あら？」
怪人「サイ？」
・・・
あさひ「○～こぉ～颪に～ さ～○う と～♪ ○天翔ける 日輪の～♪」
・・・
いつも のスタンスと違い 拳を振り上げ熱唱する コミパピンク
声も 力強く 高らかとしたボイスが 響きわたる
夕香「え～と どこか 聞いたことがあるような～～？？」
オタク縦「せ、拙者なんだか トラウマが よみがえってきたでござるぅ・・・・（ガタガタ）」
そう 彼の脳裏には ある出来事が思い出されていた。
かつて 巨○ファンを扇動（洗脳）し 彼女達を倒そうとしたものの
阪○の悪口を 言ってしまったために 起きてしまった あの第６話の悪夢が。
そしてーーー
由宇「うおおおおぉぉぉぉ 来た来た来たぁぁぁぁーーーっ！！！
召還！ タイガァーメガホオオオォォン」
夕香「えっ！？」
カッ！？
ーーー大量の爆炎に包まれ 悪夢は 再び蘇ったーーー！
夕香「な、なにがおきましたのーー！？と、彼女 なんで復活してますの～！？」
オタク縦「こ、この感じは あの時のコミパタイガー・・・いや それ以上でござる！」
由宇「そう、そのとおおぉぉりーー！！」
バン！
由宇「今のウチは あの時より さらに修行に重ねパワーアップした
いわば 『コミパタイガー』を超えた 『コミパタイガー』！
その名も 『スーパー コミパタイガーⅢ』やっ！！」
バババーーン！！
怪人「サ、サィィーー！？」
オタク縦「『スーパ』ーと『Ⅲ』 同時に つけてるでござると！？」
夕香「何故『Ⅱ』でなくて『Ⅲ」なのですかーーー！？」
由宇「問答無用ぉぉーーっ！！」
ヴオン！！
オタク縦「ひぃ！ リニュアルバーーン！！」
怪人「サイッ！（ヴォン！）」
イエローの行く手に 再び コア・オ・ターク リニュアルバーンが立ちふさがるっ！
ーーーしかしーーー！
由宇「この三下がぁーっ！」
ガシッ！
彼女は その巨体を右手で つかむと、なんとーーー
グググ・・・
夕香「え、ええぇぇーーー！？」
オタク縦「カ、片手で 持ち上げたでござるぅーー！！？？？」
あさひ「イ、イエローさん すごい・・・」
怪人「サ、サイィ～ッ！？（ジタバタ）」
由宇「・・・散々手間 とらせおってからに・・・、この一撃で往生せいやっ！」
彼女の言霊とともに 必殺武器『タイガーメガホン』に金色の炎があふれだす！！
由宇「勇！焼！気！念！ 猛虎！爆発・大・陀・閃ーーー！！」
グワゴラガキーーーン！
怪人「サイイィィィーーーー！？」
一撃による 火達磨状態で 吹き飛ばされるコア・オ・ターク
それは 夜空に 見事な巨大アーチを描きーーー
夕香「キャ！？ ちょっとちょっと こっちにーー！？」
オタク縦「ヒィ こ、こっちに 来るなでござるーーー！？」
怪人「イイィィィーーーー！？（ジタバタ）」
健気にも主の 命令を実行しようとする コア・オ・ターク
だが 怪人には 空中方向転換用グースターは
装備されておらず つまり 結局ーーー
ドカーーン！！
夕香「あぁぁぁ～～～れぇぇぇぇ～～～・・・・・・っ！？」
オタク縦「こんなはずでは なかったゴザルゥゥ～～～・・・・っ！？」
キラッ キラッ☆
こうして爆風に巻き込まれた二人は きれいな二つ星になったのであった。
あさひ「な、ナイスバッテイングです☆ イエローさん♪（パチパチ）」
由宇 「ピンクも 歌おおきに♪ あれがないと 変身できんのやわ」
あさひ「い、いえそんな・・・と、あ、そ、そうです！大変です！
そ、その 他の皆さんも コア・オ・タークに 襲われてるみたいなんです
は、はやく 助けにいかないとーーー」
由宇「そうやな、・・・けど その前に・・・」
ドテッ
あさひ「イエローさん？」
由宇「（ハァ、ハァ）ピンク、今度こそ『ヒーリングボイス』頼むわ。
ウチ 今 コミックパワー すっからかんやねん。」
・・・・・・・
恐ろしいまでの パワーを秘めた 最強の『スーパーコミパタイガーⅢ』
だが この変身には いろいろ問題点が山積みのようである
・・・・・・・・・・
【第２4話 番外編1 完 】