同人戦隊コミレンジャー第４話
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鈴香「そんな・・・ありえない・・・」
呆然とした表情で モニターを凝視する 風見鈴香。
表示された文字は 「ＣＯＭＰＬＥＴＥ」・・・・ アリアケマシーン合体成功を示すものである。
澤田「彼女達の成功が そんなに不服なのかしら？」
鈴香「い、いえっ！？ で、ですが 計算では・・・」
以前 最新鋭のコンピューターでシュミレートした結果は
成功の確率は 15％未満・・・ほぼ１／６。弾を一発だけ抜いたロシアンルーレットに等しい。
風見氏が 反対するのも 当然の確率である。
それを 最初のたった一回で・・・
鈴香「やはり 私には信じられません、 こんな偶然、まるで奇跡がおきたとしか・・・」
南 『あらあら♪ 鈴香さんは ご存知なかったのですね？』
鈴香「・・・ナニをですか？南さん」
南 『コミックパワーは・・・・奇跡を産み出す力なのですよ☆』
同人戦隊コミレンジャー第４話
「発進！ 合体！！ ソクバイカイザー！！！」【中編】
怪人「ドドリィィ・・・・・・・」
目の前に突如現れた 巨大ロボに 思わず たじろぐディープ オ・ターク
そして それは 彼女達も同じであった。
美穂「な、ど、どうなってるのよコレ！ロ、ロロロ ロボットオオオォォーーー！？」
オタク横「や、やはり 恐れていたことが起こったんダナ〜ッ」
オタク縦「だから 拙者たちは 早く倒そうといったのでゴザルーーーッ」
まゆ「ミ、ミーホー ど、どうする？」
美穂「が、が 合体ロボがなんだっていうのよッ！ アングラン！」
怪人「ドリッ！？」
美穂「もう一度バラバラに吹き飛ばしなさい！二度と合体 出来ないぐらいにっ！」
まゆ「そうよ！ 二度と合体できないくらいによっ！」
怪人「ドリイイィィィーーーー！！」
ゴオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーー！！
怪人のドリルの唸りと共に
必殺の 竜巻ドリネードが 再び彼女達を襲う！
しかし・・・・
怪人「・・・ドリッ！？」
美穂「なっ！？」
夕香「全然 きいてないですねぇ〜・・・（汗）」
鋼の巨人は 微動だにしない。
暴風を前に たちはだかるその姿は
まさに 動かざること 山のごとし。
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彩 「・・・システムチェック オールグリーン」
あさひ「も、モニター確認！ 敵 前方90Ｍ！」
由宇 「よっしゃ！ いくでぇ 今までのおかえしやぁ！！」
詠美「今度こそ コテンパンのケチョンケチョンよ！」
瑞希「ソクバイカイザー 起動っ！」
ゴオオオオオッ！！
オタク横「こ、こちらに 向かってキタンダナ！」
美穂「げ、迎撃っーー・・・」
由宇「遅いわっ！」
ガシッ！！
怪人「ドーーー！？」
いちはやく ドリルをつかみ 敵の攻撃を封じるソクバイカイザー
そして・・・！
由宇「コイツさえ 封じれば・・・ウオリャアァァァァッ！」
バキッ！！！
怪人「ドリガァァーーーッッ！？」
オタク横「ド、ドリルアームがへし折られタンだな！？」
まゆ「な、なんて パワーなのっ！？ アイツ！」
怪人「ド、ドリイイイイ・・・」
美穂「ひるんでるじゃ ないわよ アングラン！」
まゆ「か、格闘がダメなら 砲撃よっ！」
怪人「ドリィィィイーーーー！！」
パカッ
起き上がった怪人の背中の装甲が開き、無数の小型ドリルがハリネズミのように飛び出す
瑞希「！？」
美穂「ミサイル ドリル シャワー発射っ！」
怪人「ドリッ！」
ドババババババッ！
あさひ「じ、上空より 小型ミサイル接近！」
由宇「グリーン！」
詠美「まっかせなさぁい！ホワイターショット ブラッシャァァァーーー！」
ドガガガガガーーン！
オタク縦「全部 打ち落とされたで ゴザル！？」
詠美 「さらにっ！ ホワイターショット ポインター！」
ドキューーーーンッ！！
怪人「ドリーーーーィィィ！？」
ドガーーーンッ！
・・・・・
夕香「な、なんか まずくないですか〜？」
美穂「・・・」
まゆ「ミーホ〜 こっちの攻撃が効かないよ〜（涙）」
美穂「・・・」
オタク横「や、やっぱり かなわないんだな〜」
オタク縦「ココは もう逃げたほうがーー」
美穂「・・・・・冗談じゃない」
夕香「はい？」
美穂「冗談じゃないって言うのよっ！！」
！？
まゆ「ミ、ミーホッ！？」
美穂「ココで 準備して敗れたらカリスマン様やタングス天王様にどう顔向けすればいいのよ
私達は これ以上負けるなんて行かないのよっ！アングラン！アンタも最後の維持を見せてやりなさいっ！」
怪人「ドリイイイイイーーーーッ！！・・・（グググ）」
あさひ「て、敵さんが 起き上がってきます。」
詠美「ふん、だったらなんだっていうのよ」
由宇「こんどは ソノ首をへしおッたるわっ！（グォッ）」
少々物騒なセリフとともに 最後の攻撃にかかる ソクバカイザー！！
しかし・・・
怪人「ドリィィィーーッ！！（ギュロロロオンッ！）」
由宇「ナッ！？」
バシーン！！
全員「「「「「キャアアアーーー」」」」
ズシーンッ！！
由宇「イ、イタタ なにが おこったんや 一体！？」
瑞希「み、みんな 見て！？」
ギュオオオオオ！！
ドリルを失ったアングランは 腰を中心に上半身を高速で回転させ。
自身の体を 巨大な回転ドリルに変えていた！
詠美「ふみゅーーー！ ホワイターショット ポインター！！」ドキューン！
カキーン！！
詠美「なんでなんでなんで？ さっきは倒れたのに！？」
あさひ「あ、あの コマと同じです。 回転で力が う、受け流されてるのです。」
オタク横「おお〜こ、これは！？」
オタク縦「これは ひょっとしてひょっとするとでゴザルよ！？」
美穂「ふん やればできるんじゃないの アングラン☆ もう一度アイツラを弾き飛ばしちゃいなさいっ！」
怪人「ドリイイーーー！」
ドドドドドド！
あさひ「て、敵 迫ってきます！」
詠美「ふみゅーー どうすんのよ！？ こっちの攻撃が聞かないっていうのに」
彩 「・・・引きますか？」
由宇「アホ！ 逃げて どうする気や！？」
瑞希「そうね。ココで引いたら コイツは 町をもっとメチャクチャにする・・・
・・・だから 絶対引けない 負けられないっ！」
バッ！
瑞希「コミックパワー集中！ 召還！トゥーーンカッターーー！」
ソクバイカイザーの左腕に五色の光があつまり・・・巨大な剣が現れた！
由宇「うおおおおーーーっ！」
ガキンッ！
由宇「ちぃっ！これでもアカンのか！？」
怪人「ドリーーーッ！」
美穂「フンッ！ 何をしたって 無駄無駄無駄ーーって感じぃ♪」
由宇「くっ！ もう一度ーーー」
彩 「・・・無意味です」
由宇「なっ！？」
あさひ「回転部では・・・はじかれます。狙うなら・・・中心部。」
由宇 「！？−−−了解やっ！」
怪人「ドリリリリリイイイイイィィィーーーーー！！」
由宇「今度こそおおおおぉっ！」
ブオンッ！！
ガキーーン！！
夕香「だから〜 何度やっても同じです〜・・・って えっ!？」
ガガガガガガガガッ！
まゆ「は、はじいてないよっ！？ お、押されてる！？」
怪人「ド、ドリドリイイイイィィィィーーーッ！！！」
由宇「うおおおおおおおおおおおおおーーーー！！！」
突進を止められながらも 必死に押し返そうとする アングラン！
だが イエローの雄たけびと共に その剣は光を増し
徐々に体にめりこんでいく！
美穂「ア、アングラン！？」
怪人「ド、ド、ドドドドオオオォォォーーーーッ！？」
瑞希「筆殺っ！ トゥーン カッターッ 〆の字斬り！！！！」
カッ！！
レッドの叫びと共に
剣は更に 激しく輝き！ その光は広がりアタリは閃光に包んでいく！
！？
ズババババッ！！
そして・・・
光が消え去ったあとに 目に映った光景は・・・
スベテを 終えて 構えをといた 巨大なる守護神の姿と
「〆」の字に斬られ崩れ去っていくディープ・オ・タークの姿であった。
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【中後編 完：次回 後編に 続く】